散歩道<348>

                            
面白い話(40)おとぎ話水くさい

かたえくぼ:アテネ五輪:日本にいるのに時差ボケです・・・・・・・・・・・・・・・TV・ファン(ヤブ)

                             殿とのために、夜どおし話す「おとぎ話」

 勇猛果敢な戦国の武将といえど、そこは人の子。戦陣を張った中であれこれ作戦を考えねばならず、夜通し眠れないこともあった。そこで考え出されたのが、殿の眠気ざましのために、夜通し話相手などをしてつきあう「お伽衆」(とぎ)。「伽」というのは「説聞」(ときざき)の略で、話相手をするという意味だ。おもに合戦の体験談などを語ったというが、お伽衆にはかなり教育的な役割も課せられていたらしい。これが本来の「「お伽衆」だが、しだいにおどけた話など純娯楽的な内容に変わって行き、のちに、子供向けの童話を指すように成った。今は、わが家の”若殿”をねかしつけるために、母親がその役目を果たしている。


                          塩味の利いていない料理「水くさい」

 「京の着だおれ、大阪の食い倒れ」などといわれるように、昔から大阪には、旨いものには金に糸目をつけない食道楽の伝統があるようだ。だから、下手な料理を出そうものなら、「この料理、味ついてんのか、水くさいでエ」とこてんぱんにやっつけられ、これほどの食通に「水くさい」料理をだすなんて、ずいぶん「水くさい」じゃないかということにもなったのだろう。今や、料理の「水くささ」さえわからない味音痴の女性までもが、男の不実をなじって、「水くさい」を連発しているが、「水くさい」にこんな由来があったことを、いままで教えてくれないなんて、「水くさいやおまへんか」と言われるかもしれない。