散歩道<3472>
耕論・こうする! 日本再生・開国する(1) (1)〜(3)続く
世界見て大阪を「香港」に
日本を立て直すために必要なのは国をもっと開くことだ。
この国は技術も制度も高度に進歩したが、必ずしも世界の流れと重なっていない。私はこれを、独自の生態系が進化した南太平洋の島々にならって日本の「ガラパゴス化」と呼んでいる。
世の中には「ガラパゴス、何が悪い」「これこそ独自性だ」という論者もいるが、いま、次々と外資系企業が日本から去っていく。これは我々の社会や市場が魅力がなくなっているからだ。このままでは日本企業もいずれ出て行くかもしれない。この国を世界ともっとつなぐ努力をしないと、本当にガラパゴス*1になってしまう。
しかし一気に開国するのは影響が大きい。そこで21世紀の「出島」として、国内に「香港」を作ることを提案したい。
小泉内閣の時に、「構造改革特別区」が何百と生まれた。だがどれも規模が小さく、今はほとんどが忘れられている。もっと大きな規模で特区を考えたい。例えば大阪市をまるごと日本の中の「香港」にしたらどうか。
'10.4.1.朝日新聞・A.T.カーニープリンシバル・吉川 尚宏さん
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