散歩道<3428>

                   対談 作家・大江健三郎さんNHKアナウサー渡邊あゆみさん(1)            (1)〜(3)続く       自分流に纏めた

 作家・安部公房(1924-93)、作曲家・武満徹(1930-96)、演芸評論家・伊丹十三(1933-97)、英文学者・エドワード・サイード(1935-2003)、尊敬しているこれらの方が亡くなることは生きている現在の自分と共有している生活が壊れていくことである。
 自分の原稿を壊していく、修正する、削っていくことがこれらの天才に近ずくことでもある。その為に書き直す。そのためにも、毎日の1時間の散歩は、生産性につながるから欠かせない。
 
小説家・評論家・劇作家・翻訳家森鴎外(1862-1922)小説家翻訳家二葉亭四迷(1864-1909)の作品の詩の引用と翻訳を行う。日本語的な、新しい文体や、散文を作る、外国語の響(ひびき)リズムを取り入れ、ゆっくりした音*1として読む。どんな詩にも、その間(あいだ)で書けるものがある。それが作家である。
 小説は、真実を又、フイクションを、人間らしさを、その中で考え、それを人にとどけるものだと思う。

 都市と人間の心情を書き、文章の(いい意味の)軽さがある。素晴らしいのは、村上春樹さんの作品である。
 昭和の文学の代表として、そこで生活している人たち
(外国の住民)と同じ感覚でものを感じ、同じ感覚で小説を書き、また、外国人と同じようにそのまま(詩等)文章を訳すことが出来る。そのような作品は日本にはなかった。

'10.3.18.
NHKハイ・ビジョン対談・作家大江健三郎さん&NHKアナウサー渡邊あゆみさん

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