散歩道<3403>
講演会・都市文化とはなにか・・・文化論からの日本「発見」(1) 自分流に纏めた、 (1)〜(2)続く
京都は8世紀、醍醐天皇、菅原道長や、その後の天皇家、公家を中心に和歌を中心とする文化が隆盛を極めていた。その集大成は、万葉集759年、古今和歌集905年等、永遠の過去から永遠の未来につながる和歌が出来た。その後、謡、生花、盆栽、茶道等の文化も花開くようになる。茶は集団の芸術とも言われるが、そうして茶道から陶器の開発もひろく盛んになって行くようになる。
(茶は薬用として始まり後飲料となる。シナにおいては8世紀に高雅な遊びの一つとして詩歌の域にたっした。15世紀に至り日本はこれを高めて一種の審美的宗教、すなわち茶道にまで進めた。茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、純粋と調和、相互愛の神秘、社会秩序のローマン主義を諄諄(じゅんじゅん)と教えるものである。茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある。いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、何か可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから)。岡倉天心「茶の本」*1
それを特に急速に広めたものは、秀吉の朝鮮遠征以降の朝鮮の陶器技術の日本への輸入、その発展で、技術的にも広く日本国内で陶器が益々盛んに作ら、使われるようになる。
'10.2.27. 講演会・都市文化とはなにか・・・文化論からの日本「発見」・京都市美術館館長・村井 康彦氏
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