散歩道<3381>

             第21回冬季オリンピック・バンクーバー大会(1)・中間点で(6日目まで)の反省           (1)〜(2)続く

 第21回冬季オリンピック競技バンクーバー大会には冬季史上最多の86種目、史上最多の82ヶ国が参加して五輪史上初めて室内で行われた開会式。大がかりな映像や電飾で飾られ、先住民が独自の文化を紹介するなど、華やかな雰囲気で始まった。「環境を前面に未来へつなげていく」大会である。
 開会式を見ての感想は、人が大切にされ、コンピューターの技術が十分に活かされ、映像の世界が、印象深く発揮されている感じである。雪を見たことのない国からの参加、一人だけの参加、本当に平和は世の中には絶対に必要であるし、それが可能なことが実感出来るオリンピックでもある。会場に、雪は不足、雨や霧の影響で、大会会場が移動を余儀なくされたという報道もあったが、この問題は大会の運営者の努力によって解決された。

 オリンピック競技に科学の力を利用する取り組みの報道があった。前に
散歩道でとりあげたのは、散歩道<100>スキーの科学、ワックスと雪質や服装の影響 
今回は遺伝子にも取り組もうという試みである。又、風の方向と、スキー板に受ける影響の分析も行われた。
 ・スケート競技種目に、選手を短距離を選ぶか、長距離にするか、持久力はどうか?、瞬発力はどうか?、遺伝子により判定する。
  又、体を低い姿勢を保つことにより長身の外国人との歩幅の差を少なくする。又、歩数の回数を増やす。
 ・風の方向でスキー板が受ける影響である。押しやられるか、上昇気流に乗れるか。今回優勝
(ラージヒルとノーマンヒル)したスイスのアマンは飛んだ瞬間の体の位置が前後、左右に動かないのである。本人が言うように板を水平に維持出来ることで、どんな風でも空中高く飛んでみせることができると、断言するのである。

 ・1972.札幌オリンピックで笠谷幸生が金、金野昭次が銀、青地清二が銅をとった時、高く飛ぶ為に飛躍力を磨くこと、足でスピー板をコントロールすることに集中した。その時の
    様子をイメージして布団の中でも踝
(くるぶし)を上下に動かして板をコントロールできるように訓練したそうである。

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