散歩道<3380>
講演会・日本文化の形成及びその特徴(3) この講演を自分流に纏めた (1)〜(3)続く
中国は中央集権的であったが、中世日本は公家社会と武家社会に分散した。この武家制度は契約制度で、ヨーロッパ社会に近いことが、明治以降、外国の流儀を取り入れるのに無難に行われることが出来た原因ではないかと考えられる。
1639年鎖国令は実施されたが*2、日本人が海外へ行かなかっただけである。17世紀以降も中国の文化はずっと(西洋のものも)入り続けた。中国の船が200艘一度にきたこともあるぐらいである。日本民族は、昔から外国の文化に絶えず興味を抱き続けていた*3。
・日本を理解するのに天皇制を考えずに成り立たない、天皇制は明治の志士たちの象徴でもある。
日本の特徴は1、記憶性と、2、展新性、3、競争性である。
1、伝統を守りながら発展を遂げた。この強い記憶性を維持させる為の要素に「簡素」がある。
2、展新性とは開放性、包容性、収納性プラス創新性を含む。収納性には受動性収納と能動的収納がある。その収納の願望を能動的自発的
精神を強調すると同時に収納を選別することもある。しかし、自分は
3、競争性を重要視したい。
中国では、アヘン戦争までは古代史、それから以降が近代史ということになる。
先生の発表によれば、DNAの鑑定結果でも、日本人と中国人は大変近い関係があると発表されていた。
講演会・「日本文化の形成及びその特徴」・ 講師・中国社会科学院日本研究所教授・蒋立峰氏・コメンテーター国際日本文化研究センター教授・笠谷和比古氏
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