散歩道<3370>
社説・人材をどう集めるか(3) (1)〜(3)続く
公募広げ現職含め予備選を
タレント候補を擁立するのも、政党の戦略としてはあってもいい。でも、知名度や実績はなくても、将来党の中核を狙える資質のある人が議員になれるルートは必要です。そのためには、まず公募のハードルを下げるべきです。公募対象を全選挙区に広げ、現職も含めて選考してはどうでしょうか。選考方法も、予備選のように党員による投票をする。同時に党費を安くして候補者選びから参加できることをアピールすれば、党員になる人も増える。例えば、1人が賛成票と反対票を1票ずつ投じるようにして、好かれ方と嫌われ方のバランスを見ながら最終的に判断するようにすれば、本番の選挙を勝ち抜いていける人を候補者にすることが出来る。
ただ一方で、政治家としての資質は高くても、傷害をもっているなどの理由で、厳しい選挙に耐えられない人もいる。そういた人も議席が得られるようにする為に、政党が名簿順位を決める比例代表制はやはり必要です。政党が決める部分と選挙で決る部分を旨く併用することで、多様な人材を集められる仕組みにしていくのが理想的でしょう。
'10.1.30.朝日新聞・精神科医、元民主党衆議院議員・水島 広子さん