散歩道<3368>

                         社説・人材をどう集めるか(1)                      (1)〜(3)続く
                         公募広げ現職含め予備選を

 1999年の夏、雑誌で民主党の衆議院議員候補者の公募広告を目にして、応募しました。どうしても政治家になりたかったというより、面接で国会議員に会えるだろうから、自分の考えを提言できればいいやといった気持ちでした。
 書類選考を通ると、次は集団面接。「選挙に掛かるお金はどうしますか」と聞かれた、他の応募者は「借金してでも」とか答えたけれど、私は「お金がないと選挙に出られないのは変。自分のお金は1円も使いたくない」。絶対に落ちたと思ったのですが、9月になって「栃木1区
(宇都宮市など)で出てほしい」といわれた。閣僚経験もある自民党の船田元さんが圧倒的に強かった選挙区です。
 東京の生まれ育ちで、宇都宮には行ったこともなかった。10月末に宇都宮に引っ越し、本格的に選挙準備を始めました。始めは地元の支援組織に相手にされませんでしたが、地道にあいさつ回りをするうち、意外と根性がある、ひょっとすると勝つんじゃないかという雰囲気になった。有権者の反応もよくて、それまで政治に関心を持っていなかった人が熱心に応援してくれた。最終的に非常にいいかたちを作れ、2000年6月の選挙で当選できました。

'10.1.30.朝日新聞・精神科医、元民主党衆議院議員・水島 広子さん