散歩道<3352>
opinionn私の日韓・100年の明日・ニッポンとコリア(2) (1)〜(4)続く
民族主義者として韓国を理解
「過ち」を謝る礼儀
・・・・「不幸な過去が存したことはまことに遺憾」という表現ですね。首脳会談では中曽根さんが「わが国が多大な苦難をもたらした」と踏み込み、「過ち」だったとも。後の村山首相談に通じる言葉ですが、保守勢力には今も併合を正当化する人たちがいます。
「私は民族主義だから、韓国の民族主義も理解していた。日本があれだけのことをやった以上、一度は謝らなければならない。総理大臣が『過ち』と述べて謝る。それが礼儀だという意識をもち、自分で考えたのです」。
・・・相手は民主勢力を弾圧した軍事政権。そこに悩ましさは。
「相手の状況よりも、日本の国家関係の打開に意味があると判断しましたね。全大統領も新時代を作ろうと努力していたし」
・・・全氏は退任の後、逮捕されて正統性を失いました。
「全大統領はまじめな愛国者だったと思う。ああ、気の毒に・・・と思いました」
・・・少年時代の記憶は。
「私が育った群馬県にも、朝鮮半島出身者がかなりいて、同級生にも2人ぐらい。完全に融合していたとは言えず、小学生ながら異文化、異民族だという感じを持ったね。関東大震災(23年)では朝鮮人が襲撃する話が流れ、「本当かな」と怖い感じをもったが、ひどい流言飛語でした」