'散歩道<3162> 
                  

                        ザ・コラム・新政権の政策理念(1)                (1)〜(3)続く
                           経済的自由を後退させるな           

 鳩山内閣が船出し、最初の1週間で、すでに様々な変化が現実のものとなった。だが、国民の大きな期待を背負った民主党連立政権も、その政策理念、すなわち個々の政策を取捨選択するための判断基準となる原則や根本的な価値観は必ずしも明確ではない。
 新政権に求められる政策理念をどのように理解すべきか。「自由主義」をキーワ−ドに、今後の望ましい姿を展望したい。
 戦後、長い間、経済関係の政策については、高い経済成長の利益を国民の間で、「分配」することが政治の仕事だった。理念としての「自由」が政治の目的になったことはごく最近までなかった。貿易自由化などが課題になったときも、豊かさあるいはカネもうけの「手段」として自由化が必要かどうか、が論点だった。

09.9.24.朝日新聞・ 経済産業研究所上席研究員・小林 慶一郎氏

関連記事:散歩道<検>氏名・小林 慶一郎氏567、1187、デイベート経済1251、1463、1753、1758、1907、けいざいノート1938、2160、2228、2589、2676、2713、2773、<2948>ザ・コラム市場と共同体(1)〜(3)、<3015>ザ・コラム財政政策(1)〜(3)、<3036>ザ・コラム文化戦略(1)〜(3)<2873>ザ・コラム銀行国有化、<2662>クルーグマン氏・大不況克服へ巨額財政出動せよ(1)〜(4)<3128>ザ・コラム・国際金融規制(3)