散歩道<3144>
美術展・だまし絵(2) (1)〜(2)続く
まねた複写した絵が似ていないと批判された画家が、その元絵よりもうまく描いているもの。(これは絵の評価ではなく、見方、考え方の評価であるが)。
1枚の絵の中に過去、現在、未来が描かれているもの。
日本にも、戦国武将の中には、影武者が存在していた。この美術展にも浮世絵でだまし絵として描かれた絵が数多く展示されている。(この背景に、*1江戸時代にあった士農工商の身分制度が厳しく守られていたことも原因の一つだと思う。最下位の商人が経済力を持つようになって、その気持ちのはけ口を、風刺的な絵や遊郭といった社会でねじ曲げられ表現を強いられこの制度に抵抗していたのではないかと思った)。
額の中に描かれた絵を描いているもの。
絵によっては左手と比べて、右手だけを長く描いた絵、(グランド・オダリスク、ジャン・アングルの絵)。
また、絵の向かう側から見てる絵を描くことなど。 遠近法を使って、等距離に描いたり、遠く描いてみたり、2つの季節を同時に描いたり、
散歩道<186>-1,多くの季節を1枚の絵に描く(日本画)。6、7、8月を星座で表現(西洋画)。
今の科学の進歩により、写真では、別の写真を1枚の写真に貼り付けることも可能だし、言葉や、音楽をここに入れることも行われるようになった。
音についても、人間が聞くことができないような小さな音を聞くことも、また聞こえる音を何十倍も大きくすることも可能だ、これも発想は、だまし絵と同じところから来ているのではないかと考える。
また、顕微鏡で見れるような世界を拡大して見ることや、時間を短縮した状態で上映することなど可能だと考えて見ていた。
「気は長く、心は丸く、腹立てず、口慎めば命長かれ」の言葉を思い出した。(これは言葉で文字ですが、絵を表すものである。これもだまし絵の一種であろうと思われる?。失礼)
そんなこと考えていると結構疲れるものである。
関連記事;散歩道<3179>*1,江戸時代の身分制度・士・農・工・商、<検索>美術、