散歩道<3135>
9回目('09,)の9・11事件
今年もこの日('09,9.11)がやってきた、ブッシュ大統領が戦艦上で戦争は勝利したと発表した日を思い出す。今年、アメリカは、イラク戦争を始めたブッシュ大統領から、オバマ大統領に代わった。今もアフガニスタン、イラクの社会は混乱した状態で、不安定のままである。(現在のアメリカ兵の駐留人数は、イラク16万人、アフガニスタン6万人だそうだ)
この事件について今年も、世界の国の色々な人から論評がなされている。そのいくつかを紹介すると、1、長引く戦争の継続と、多くのアメリカ兵士や多国籍軍の犠牲は市民にこの戦争への厭世気分(いやき)がでてきている。2、ツインビルの跡地のグランド・ゼロの新ビル建設は、アメリカ発のサブプライムや、金融危機の影響を受け進んでいない。3、9年前のこの戦争(いわゆる9.11事件)の原因になった(アメリカの2つの世界貿易センタービルや、国防総省(ペンタゴン)への飛行機の突撃により)亡くなった人の数は2749人である。又、これまでのアメリカ人のアフガニスタン、イラクでの死者は5161人になるらしい。現地ではこの数倍の住民が戦争の犠牲(誤爆や自爆テロを含む)になっていることである。
皮肉にも戦争に反対していたオバマ大統領が戦争を指揮しなくてはいけなくなったこと。このイラクで作ろうと努力している、民主主義の国の形は、シーア派の政府であり、そのバックにはイランという皮肉である。
日本政府は、テロに対する国際協力には賛成するが、(9年間の戦争でも)軍事力だけではテロは抑えきれないことが明確になった以上、別な協力が出来るはずだとその方法を模索している状況である。 新しく選挙で選ばれた民主党政権は、インド洋沖合での給油活動がアメリカ政府より要求されているが、(この活動から即時撤退の意向の民社党と、来年の3月までには中止したい考えている民主党の両党が連立を約束したため)選挙民への(マニフェスト)公約上辞めざるを得ないであろうと思われる。
今後の日本の生きる道は、平和に軸足をおいた国際貢献を模索するのである。米中との橋渡しの役割を果たし、日米中協力の下で、世界平和のために力を発揮することが必要である。そのためにも、十分世界各国に説明責任を示す必要があるといわれている。
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