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                       大河の流れ世紀末異変地球温暖化

世界の河川流用予測  数字は%、−は下
地区 河川名 流量予測
河川名 流量予測



ユーコン 23 ガンジス 15
マッケンジー 16 中東 オビ 10
ミシシッピー 0 シルダリア −12
コロンビア 7 アムダリア 3
リオグランデ −26 ユーフラテス −41
南米 アマゾン 5 ヨー
ロッ
ドナウ −23
パナラ 4 ライン −12



アムール 15 ボルガ 10
黄河 10 アフ
リカ
ナイル 14
長江 6 コンゴ 5
メコン 7 マレー −3
レナ 24
エニセイ 15

 1、地球温暖化の影響を探る日本の気象研究者らが、世界の24河川の今世紀末の流量予測を纏めた。「災害の懸念だけでなく、水不足による紛争の恐れも出てきた。長期の視点にたった水の有効利用を考える世界各国の研究期間が纏めた最新の15の予測モデルを活用した。その結果、今より2.7度(陸上だけでは3.7度)上昇、降水量は北極に近い高緯度や、インドから東アジアにかけて1日当たり0.1ミリ〜0.2ミリ増え、地中海周辺から中近東で0.1〜0.5ミリ減る、全体として北極周辺では気温の上昇が他の地域より大きい、今まで以上に雨が降りやすくなる。赤道のすぐ北側で上昇した空気は通常、中緯度の北緯30度付近で乾燥した下降気流となるが、温暖化でこの傾向が顕著になり、ユーフラテス川やドナウ川の流域では雨量が少なくなる。降水量が多い東南アジアの河川では地面に染込まなくなった水がそのまま流れ一気に流量が増える。降水量が少ない中近東では乾燥化が進み、雨が地中に染込んで益々川に流れ込みにくくなる。ガンジス川では雨量が多いときさらに流量が増え、洪水の危機が高まる。流量が減る地域では旱魃による農作物への影響が懸念される。

 2、中央審議会の専門委員会では地球温暖化による
2100年ごろの気温上昇を「18〜19世紀の産業革命前に比べて2度以下に抑える必要がある」とする報告庵を纏めた。19世紀中盤に比べ、現在の平均気温は0.6度上昇しており、現在からは1.5度程度の上昇に抑える必要がある。世界の気温が2度以上になると、人の健康や水資源、食料生産などへの地球規模の悪影響の可能性が急激に高まり、3度以上では海洋大循環の停止など破滅的な被害の恐れも高まると指摘。科学的に「2度以下が」長期目標の出発点となる。国立環境研究所のモデル計算では、気温上昇を2度に抑えるのは。二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を世界全体で1990年に比べて、2020年で10%、50年に50%、2100年には75%に削減しなければならないという。
'05.5.13.朝日新聞

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考:'09.8.NHK.TVで、潘基文国連事務総長は、北極圏を訪れ、地球温暖化の影響で氷河が溶ける速さが早まっていることに衝撃を受けられたようだ。なんとしてもこの速度を止めない限り、地球上に与える気候、海水の上昇等の影響の大きさを危惧されているようである。
備考:'09.9.9.NHK.TVで、熱帯地域で生息している、クロマンダラソテツシジミという蝶が、20年前に沖縄で確認されたが’'09年東京都港区、品川区で確認された、専門家によると地球温暖化の影響がここでも確認できると言われていた。

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