散歩道<3093>
面白い話・思(おも)う壷(つぼ)・一辺倒
かたえくぼ:運転中、女性客撮影:先頭車両を男性専用にします・・・・・・・・・・・JR西日本(夜明)
1、思(おも)う壷(つぼ)
日本では古代から陶器の水などを入れるものを、ツボと読んでいたが、これは南方語からきたものらしく、このツボ(tuboh)という言葉はマレイ・インドネシア語では体と胴体のことを意味しており、またツボク(tebok)というのは孔(あな)をあけるとか、孔をくりぬくという意味になっている。わが国の農民もイモや球根を貯蔵する穴をツボと呼んでいるのと何かつながりがあるようである。そうしたことからツボは女の性器のことを称するようになり、このツボが訛(なま)ってツビとも呼ばれている。そして女性が初めて男性と交接することを「新鉢を割る」などといわれているが、この鉢というのは、やはり南方語であって、つまり陶器の鉢を意味している。これが転訛して自分の思うままになったことを「思うツボにはまった」とか、あるいは「ツボにはまった身のこなし」というようになった。なお古くから女の性器を瀬戸物にたとえて、民謡でも「娘十八、落とせばわれる」などとうたわれている。日置昌一氏 Hな話、ご勘弁を!
2、一辺倒
一辺は一面、一方、一端ということであり、また倒は倒れる、寄りかかるという意味である。これは中国共産党の毛沢東主席が西暦1949年(昭和24年)7月の中共二十八周年記念日に発表した論文の中に「要向社会主義一辺倒」と書いてから有名になったことばで、間もなく日本に伝えられ流行しはじめ、国会でも「向ソ一辺倒」とか「向米一辺倒」とかさかんに用いられるようになった。それから、あることだけに心を引かれたり、あるいは完全にまいったりする意味として「私は、あなたに一辺倒よ」などと一般的にも流行しはじめたのである。日置昌一氏