散歩道<308>
数学・理数科離れ(2)・教育 (1)〜(3)続く
教育を英語ではエデュケーションというこれは教育とは全く異なるものである。中国でもそうだが東洋思想は教え育てるのが「教育」である。だから詰め込みとなる。しかし、エデュケーションは内にあるものを引き出すである。エディウスという動詞は潜在している性能を引き出すことである。フランス語も同じだがドイツ語はより明確であう。教育に宛てられる名詞、エルツィーウンクは、ツィーエン、「引く、引き出す」という動詞にエル、つまり内から外へ、を示す接頭語のついた名詞である。子供の内に秘められた才能、特性を引き出すことが西欧の教育であり、詰め込んで教え育てることではない。西欧式教育の理念の実現には、これまでのように画一的に教え込む一面的教師像から、多面的な対応が要求される。まず調教師としてのしどうである。一方、数に興味を示さない子供には無理やり教えることはない、それを画一的にまとめようとするから落ちこぼれる。要するに教育は「引き出し」である。ないものは画一的には引き出せないと、はっきり認識して義務教育を終わらせるようにすべきである。(円周率を知らなくても音楽や体育などで別の才能が引き出されることもあり、それがなくても社会に貢献する道は多様である)。
要は教育は画一的な人間をつくろうという東洋的教育から抜け出すことである。(その代わり、出来る子供には知的成長を思う存分伸ばしてやる)。
次の項は、この本の中で発表されている興味ある内容紹介。(伊達宗行様の数の日本史)
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