散歩道<3075>
社説 09・総選挙に問う・成熟日本に新産業革命を(1) (1)〜(3)続く
・成長アジアの市場を共有する仕組みを作ろう ・低炭素社会、超高齢化時代のリーダー目指せ
世界が「奇跡」と目を見張った戦後日本のスピード復興と高度成長。その成果に国民が自信を深めたのは1969年だった。日本の国民の総生産(GDP)が西ドイツを抜き、米国に次いで自由世界2位となった。
だが、急成長を続ける中国の猛追で。「2位」は風前のともしびだ。
経済大国の階段を駆け上がった40年前とは対照的な悲観論がただよう。未曾有の経済危機、低成長のわなから抜け出せない焦り、人口減少時代の不安。 人口増加とともに容易に成長できる時代は去った。ならば成熟経済の果実をゆっくり味わえばいい、との考えもあろう。だが、所得の合計でもある国内総生産(GDP)を増やさなければ、生活水準を保つことも難しい。
経済全体のパイを効果的に増やし閉塞感をぬぐい去るには、新たな国家的成長モデルが必要とされている。
'09.8.14.朝日新聞
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