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                   幸せ大国めざして(8)会社主義労使の距離感手探り
                               
リストラ一辺倒を転換

 [FA]・・・
投資家に資産運用方法を提案する専門職で、1年契約の募集に学生が殺到。(60人の募集に対して1200人が申し込んできた)。社員にキャリアが身につけられるのが一番の魅力、不安定かも知れないが自分を追い込む環境で仕事したいというものだ。日本経済青年研究所が就職先を選ぶ理由を4千人に聞いたところ、1位(32%)が自分の能力・個性が活かせる。会社の将来は(10%)、戦後の多くの企業は終身雇用制度を、家族手当て、社宅、住宅資金の低利融資、休暇の為の保養所・・・・・あらゆる福利厚生メニュを充実させ家族的な会社経営が広がった。それを支えたのが右肩上がりの経済成長。ところが90年長期低迷で余裕を失った企業がリストラ進める福利厚生のメニューを縮小し、成果主義の導入で毎年の昇給を保証しない企業も増えている。社会経済生産性本部メンタル・ヘルス研究所が昨夏、会社員10万人を対象とするアンケートで、10年前より「仕事の負担感」や「評価への不満」がふくらんだ。特に働きざかりの3040代の人が「仕事がつらくてとても疲れる」、2人に1人が「定年後の生活に不安を感じている」。リストラ、成果主義の導入によって、かって不自由だが安定していた社員が、今では不自由で不安定な存在になりつつある」と指摘。社員を抱え込む時代は終わった。働く側にも会社との付け合い方の工夫が生まれている。例えば、会社で養った専門分野を生かして、仕事ごとに複数の企業と契約を結ぶインディペンデント・コントラクター(IC)と呼ばれる働き方だ。社員が外へ出てもやっていける能力を高めてあげるのが会社の責任だ」。「かって企業の看板がないと注文取れなかった。だが、設備や人手を必要としない知的な仕事では、もはや看板を必要としない」。米国では80年代から90年初頭にかけて社員との関係見直しが始まった。企業はホワイトカラーを中心にリストラを進めた。「その結果社員の企業に対する忠誠心が失われ、かえって生産性が下がるという結果が出た」。

'05.4.24.朝日新聞


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備考:幸せ大国をめざして<1240>(1)(2)<1433>(3)、<2945>(4)、<2947>(5)、<2997>(6)、<3048>(7)<3049>(8)、<544>(9)<552>(17)
備考:散歩道はこの回で実質・3000回になりました。

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