散歩道<3001>

                      この人にときめき・姜尚中(カンサンジュン)さん                 ・・・・・発想を変える

 今は('09.6.)NHK日曜美術館に出演・この番組の司会に採用されたのは、一枚の絵が、人(姜尚中さん)に与えた影響を聞いていたNHKスタッフがこの話に興味を感じたからだそうだ。(私もこの番組はみていた)、若いときは自分は何者かというテーマを考えながら生きてきたということだ。売れっこ作家として、その作品には多くの共鳴者がおられるらしい、最近目立つのは、年齢に関係なく、悩むことをどちらかいうとマイナスのこととして受け取っている人が多いようだが、悩まなければ次の生きていく強さが出ないものであるという、どちらかいうと彼の文章の中ではプラス的な捉え方が読者に安心感を与えているようである。自分が悩んだ時には、鏡をじっくり見て、今までよく頑張ってきたねと自分を褒めてあげる*1ことが大切である。
 今、東大教授として、若い多くの学生と接してみて感じるのは、将来に対する希望を失っているように思える。その背景には、今まで理想の会社と考えていたアメリカのGMや、証券会社や多くの金融機関が崩壊し、世界や日本を支えていた企業までが経営的に行き詰つたりし、想像もしなかったことが起ってしまったことだ。新しい価値観の世界を今は探し求める時期なのだ。このような大きな世界的な変化に向かう為には悩んで自分から新しい回答を出す以外に無いのだ。人が言っていることをスライドして自分に当てはめても、それは答えにはなり得ないと思う。それは自分が悩むことから以外には出てこない。
「人がこう思うからこうなんだではなく、人はどう思おうと自分はこう思う」という考え方が大切である。彼の好きな言葉にすべてのものごとには「時が」(終わる)あるという、牧師から聞いた言葉だそうだ。
 格好いいおじさんが憧れだそうだ。例えば、夏目漱石、三国連太郎さん、亡くなった緒方拳さん、どこか自分を突き放してみているところがあるらしい。そこには余裕が背景にある。もっと、年よりは自由にワイルドに
(好きなように)生きる方がいいと思うそうだ。今は山登りに引かれるらしい、奥さんと一緒に登られるらしい、山には1つの草や花や木にも動物にもこの地上で一緒に生きている共生の感じを抱くことが出来るからである。
 一つの夢は大型のオートバイで国内、や韓国を一周してみたいそうだ。

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