散歩道<2988>
社説・オピニオン・北朝鮮の核実験(5) (1)〜(6)続く
貨物検査へ法律つくり 敵基地攻撃の議論も 日本の「本気」を打ち出せ
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・・・中国は貨物検査に消極的だったようです。
「現在は、世界の国々に対して日本に同調してもらうためのカードがない状態で、ただ『核実験はケシカラン』といっているに過ぎない。既存の安保理決議に基づき、貨物検査を法律でできるようにすべきだという議論が、中国や北朝鮮へのメッセージになり、カードになる」
「過去に北朝鮮がそれまでの敵対的な路線を明確に変えたことがある。北朝鮮が核不拡散条約からの脱退を表明し、核開発施設の稼動を再開した03年2月に、中国東北部から北朝鮮へのパイプラインによる重油供給が止まった時だ。その後、北朝鮮は4月の米朝中3者協議に応じ、8月には6者協議に参加した。北朝鮮はエネルギーの大部分を中国に依存している。中国が今回、そこまで北朝鮮に圧力をかけられるかどうか、だと思う」
・・・中国にはどう働きかけますか。
「北朝鮮が核や(中距離弾道ミサイルの)ノドンを保有するということになれば、『日本も敵基地攻撃能力を持つべきではないか』という議論が出てくる。最初から、持つべきだ、持つべきでない、とかの結論ありきではないが、仮に北朝鮮が無謀な核実験を繰り返すことによって、我が国も防衛力を高めなければということになれば、それは中国にとって望ましいことなのか、ということになる。中国も北朝鮮に強く自制を求めないと、日本の国内世論は納得しませんよ、ということを伝えるべきだ。そういう議論の間に、周辺国が北朝鮮に影響力を行使すれば、日本にとって望ましい方向で収束するのではないか」
'09.5.27.朝日新聞 農水相・元防衛相・自民党衆議院議員・石破 茂さん・民主党「次の内閣」防衛相・参議院議員・浅尾 慶一郎さん、