散歩道<2989>
社説・オピニオン・北朝鮮の核実験(6) (1)〜(6)続く
貨物検査へ法律つくり 敵基地攻撃の議論も 日本の「本気」を打ち出せ
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・・・・民主党政権ならどうしますか。
「今言ったようなことに取りかかることになる。まず法律をつくって、公海上で貨物の検査をできるようにする効果は大きいと思う。こういう話は与野党関係なく、圧倒的多数の議員の賛成が望ましい、政局として扱うべきではない。私たちの仲間からも、『国会として取り組むべき』との声が出てくるはずだ」
・・・・北朝鮮が核・ミサイル開発を着々と進めているという現実の脅威にはどう対応しますか。
「万に一つでも、北朝鮮のミサイルが日本に命中することは阻止しなければならない。すべて撃ち落すようイージス艦や陸上配備型の迎撃ミサイルを配置することになると、天文学的な金額がかかる。今のミサイル防衛では100%守ることは不可能だ。確実なのは先にたたくということ。例えばオーストラリアが導入を計画している巡航ミサイルのトマーホークのようなものを持つのも、一つの選択肢として考える。もちろん、そう結論づけるには早い。だが、こうした議論を通じて、日本も本気だということが他国に伝われば、中国などの北朝鮮に対する対応も変わってくることもあり得る」
・・・・中国にすれば、日本のそうした能力は大変な脅威と感じると思いますが。
「この軍縮時代に馬鹿げた軍拡をやるつもりは全くない。しかし、手段がなければそうならざるを得ない、という声が日本の中でも強まってくるということを、政府・与党は国際社会に明確に伝えてこなかった。『平和国家なのになんだ』と批判されかねない国内状況もあったと思う。私たち野党がこういうことを言えば、政府も『政権維持のため、弱腰だと言われないため、我々も対応せざるを得ない。北朝鮮の脅威がなくなれば、その必要もなくなるので、協力してほしい。我々を追い込まないで欲しい』というメッセージを国際社会に伝えられる。日本の政治家の最大の務めは国民の生命・安全を守ることだ。北朝鮮が核・ミサイル開発を続ければ、敵基地攻撃が感情論でなく、日本として必然的な結論にならざるを得ないかもしれない」
・・・拉致問題は敵基地攻撃どうなりますか。
「核・ミサイル開発で挑発する北朝鮮が拉致問題で努力するとは思えないし、努力していると言っても額面通りには受け取れないというのが合理的な帰結だ。拉致問題解決のためにも、核・ミサイル開発を断念させることが必要でしょう」
'09.5.27.朝日新聞 農水相・元防衛相・自民党衆議院議員・石破 茂さん・民主党「次の内閣」防衛相・参議院議員・浅尾 慶一郎さん、
備考:'09.7.3.国際原子力機関(IAEA)の事務局長に日本の天野之弥(ゆきや)氏が就任、
備考:'09.7.2.北朝鮮、ミサイル4発発射、短距離、