散歩道<2984> 
    
                         社説・オピニオン・北朝鮮の核実験(1)                  (1)〜(6)続く
               中対話で不拡散維持を 現実的でない強硬策 脅しに屈せぬ抑止力こそ

・・・・現在の自公連立政権には前回06年10月の核実験に直面した経験があります。今回の核実験をうけ、北朝鮮にどう対応していけばいいのでしょうか。
 「北朝鮮は体制の維持と北朝鮮主導による朝鮮半島統一ということは一度もぶれていない。その手段としてミサイル、核実験と着々と進めている。日米韓がいくらいってみたところで、後ろ盾に中国がいれば、経済制裁をしようが何をしようが、それでいいということになってしまう。だが、中国にしてみれば、核のある朝鮮半島統一は全然のぞまない」
 「問題はこれで分水嶺を超えたと判断すべきかどうかだ。朝鮮半島について米中でどういう話し合いがなされたのか。ロシアや韓国の思惑もあるが、北朝鮮にしてみれば米国と友好平和条約の締結をすれば、スポンサーとして日本がついてくる。中国にとっても朝鮮半島のありようでは米国とまた違う考えがある。要は米中で話をする段階に来たということだ。米国が北朝鮮を核保有国として認めることはあり得ない。インド、パキスタンのように事実上保有国として認めることもないだろう。核不拡散体制が崩壊するからだ。その点では中国と思惑が一致する。核不拡散体制の維持ということに共通の利益を見いだす米中の話合いをしてもらわないと、前に動かない」

'09.5.27.朝日新聞 農水相・元防衛相・自民党衆議院議員・石破 茂さん・民主党「次の内閣」防衛相・参議院議員・浅尾 慶一郎さん

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備考:'09.7.3.国際原子力機関(IAEA)の事務局長に日本の天野之弥(ゆきや)氏が就任、
備考:'09.7.2.北朝鮮、ミサイル4発発射、短距離、