散歩道<2827>
opinion・資本主義はどこへ・競争と共生・協同考え新たな基幹産業を(3) (1)〜(3)続く
○ ○分断から連帯へ
・・・内橋さんは「共生経済」具体的には「F(食料)E(エネルギー)C(ケア)自給圏(権)」を提唱してます。
「競争の原理は分断です。分断して対立させる。切磋琢磨(せっさたくま)は結構ですが、共生は連帯と参加の協同を原理として食料、エネルギー、介護などの人間の基本的な生存権を大事にする。FとEとCを自給し、消費するだけでなく、そこに雇用をつくり出す。その価値観の下で新たな基幹産業を創出し持続可能な社会に変える。経済効果は大きいはずです。
「オバマ米大統領は『無保険者に保険を』と公約し、財源として富裕層優遇減税を見直す考えです。所得再配分政策の復活です。FEC自給圏に通じます」
・・・国内経済優遇は保護主義につながるという意見や、逆に江戸時代のような自給経済に戻ろう、といった声も出ています。
「とんでもない。FEC自給圏は人間の安全保障です。私は古き良き日本がいいなどとは思いません。差別や身売りがあり、基本的な生存権が奪われていた時代ではなく、人間を第一義とする共生経済をめざしているのです。それは小さな地域や若者たちの間で、すでにはじまっちる本来の未来です」
'09.2.23.朝日新聞・経済評論家・内橋 克人さん
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