散歩道<2787>
面白文章(78)・田辺聖子さんの大阪弁はモダン!であるという話、
NHK"この人にときめき"に、田辺聖子さんが出演されていた。その話をしよう:自分の本を読んで若い人から褒められるのは、本当に嬉しい。褒めて頂く言葉は勲章と思っている。今までどちらか言うと大阪弁は聞きずらいとか、いい(よい)ようには評価されていないように思う。田辺聖子さんの大阪弁はいい、現代的で、モダンで*1あるという話に、始めて褒め言葉の話を聞いた気がする。田辺さんが勤められた時、商売のやり取りにかわされた会話は面白くてしようがなかったそうだ。大阪弁は何百年の間、商売をやっている時に(一般的には)使う言葉である。相手を意識して話す言葉なので、相手の気持ちは十分配慮されている。被害的言葉で言う。”傷つく”を”応える、(こたえる)”というように、角(かど)が立たない。 (儲かってますか?、に対してぼちびちでんな、ちょびちょびですわ、と言って、聞く方も何だかほんわかする。)
こどもの時に、ハイカラなレストランに連れて行ってもらった時、親から愛されているという感じと、自信をもった、そのことはずっと心の支えになっている。どんなにしてでも、へこたれることなく生きてみせる*2(家族を養ってみせる)という、感じは持っていた。
文章にすると、大阪弁は聞くのはいいが、言葉ではよくないものがある。
男女の関係について言えば、お互いに言いたいことを言うのはいいが、そこには、敬意がなくなってはならない*3。男に判わかってもらえない女には幸福はない、又、女に判わかってもらえない男にも幸福はないという。
これからは、私は、平安時代の庶民の時代小説を書きたい。王朝の人には恋愛が一番で、生き方に夢がある。ときめきがないと人生ではないと思っている。面白い人に会うのが楽しみである。
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備考:1、大阪弁:自分の経験で、”アホか”と言った、言われた本人は、怒られているのか?、いないのか?、その意味をしばらく考えていたのが印象的であった。自分として少し言い過ぎたかなと思ったのだが。私は、救われた。
備考:2、自分の経験です:怖いお兄さんが会社に3人で来られ、製品へのクレームの件で、大阪弁でスゴまれたが、とっさに私はこの場合は、標準語で丁寧に、矛先をそらした記憶がある。この場合、歯車が合わずうまくいきました。
備考:3、*2、この気持ちは、戦後、何もない処から立ち上がってきた、日本人の共通の気持ちを代表する強い決意の言葉であると思う。
備考:4、*2、散歩道<2237>半藤一利さんの本から、1、女性は平和を創る、2、がむしゃらに取り組んだ
備考:5、*3、散歩道<450>-27.コンピュータは、インプット不可能な敬意と尊敬が必要、