散歩道<2728> 
                   希望は女性にあり  新春対談・吉田秀和さん*丸谷才一さん(4)           (1)〜(4)続く
  
      1、新しい流域を描ける(文学)・2、母権的なもの現代にも(6千年ぶりの転換期)、3、男が縮まってきた(時代を変える力)。

3、男が縮まってきた(時代を変える力)。

・・・・・男の人はだめだと 
吉田
 そんなことはこの人はちっとも言わない。結果として話をしている。女の人は例えば「新しい小さな仕事を始めるから」とか、病気だとか、原因はいろいろあるけど、だれが聞いてもわかる理由だ。男の方は、必ずしも透明でない、と。これまで一番感銘を受けたのはこの話だ。女性一般がね、こういう件でももって、男性より統計的にも頼りになるんだということはね。とても大事な事実という気がするんですよね。で、もう少し政治の世界なんかに、その大事な素質を投入してもらうべきだ。
丸谷
 政治家とか、自冶体の首長とかになっている女の人の割合は、世界と比較しても非常に少ないでしょう。
吉田
 過去を含めて少ないけれども、傑出した人がいるね。女帝ではイギリスのエリザベスや、オーストラリアのマリア・テレジア
*1、ロシアのエカテリーナ・・・。現代ならサッチャーやメリケルといった首相も。だから実情を踏まえたある趨勢として時代を変える女性の力に期待したい。
丸谷
 そうそう歴史的な発展も含めた趨勢として。
吉田
 未来から見て、この時代の女性が輝いていた時代ということになればどんないいことか。僕は総理がこんなしょっちゅう代わるなら、おとこじゃなくたっていい。女性にやって欲しいと思ってる。今新聞に出ている誰それじゃないよ。誰がいいかは分からないけどね。本当にやってほしいな。


'09.1.1.朝日新聞・

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