散歩道<2697>
面白い文章(75)・ NHk大河ドラマ”篤姫”、
NHk大河ドラマ”篤姫”
NHk大河ドラマ”篤姫”は、たいへん面白い番組でありました。俳優の皆様、演技本当にうまかった。特に印象に残るのは、篤姫の宮崎あおい、お母さんの樋口可南子、お父さんの長塚京三、島津斉彬の高橋英樹、小松帯刀の瑛太、西郷隆盛の小沢征悦、大久保利通の原田泰造、幾島の*1松阪慶子、坂本竜馬の玉木宏、岩倉具視の片岡鶴太郎、徳川斎興の長門裕之、徳川斉昭の江守徹、徳川家定の堺雅人、本寿院の高畑淳子、滝山の稲森いずみ、勝海舟の北大路欣也等、(敬称略)
この物語の中で知ったのは、1、西郷が師と仰いだ人は島津斉彬であったこと。2、最近まで、薩摩においても、西郷・大久保に比較して小松帯刀が果たした役が余り知られていなかったということ。3、西郷に篤姫の心情を伝え西郷の気持ちを動かしたのは幾島であったようだ(古文書がこのたび発見されたそうだ)。
篤姫役は、幼少時代から成人して大奥までそして、260余年続いた徳川幕府の最後の場面である江戸城無血解放の立場にも立たれた。凛として堂々とした女性を立派な演技で演じきられた。彼女の働きがあればこそ諸外国の干渉受けなかったことは、歴史的にも評価されているようだ。それほど大変な出来事であったといわれる。視聴率は最高29%近くまでになったそうだ。女性が中心になって演じられた、時代劇の大河ドラマは少なかったようである。
篤姫が多くの難局を、明るく前向きにその場に望んで判断を正しく乗越えることができた背景に、本人自身で、多くの情報を意欲的に吸収されていたことや、暖かい、家族や仲間の存在、恋人との気持ちの支えがあったからだと思う。大切なのは家族の幸せであって、権力や財力ではない。人は亡くなっても志は代わらない、人は誰も働くべき何かを持ってこの世に生きてきたのだ、むなしく、つまらぬことなどない。しかし、どうして親しい人たちが、次から次へと亡くなっていくのだろうと、嘆く彼女の声が印象に残る。まだ再放送は続いている。2008年12月20日
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備考:*1松阪慶子さんが、'09春の長年の映画活動により、紫綬褒賞に輝いた。おめでとうございます!