散歩道<269>

             
仕事力・福原義春様・仕事についての意見
                
文化とは仕事の燃料である

 仕事について個人のこだわりや、個人の形式主義は自分の視野を狭くします。特に成功例なぢ過去に持っている場合など特にそうです。我執はもっとも離れがたく手ごわい、そこから自由になれば代わる事ができます。精神主義と規律主義は無能者にとって絶好の隠れ蓑である(司馬遼太郎様はいっている。)。1つの硬直した価値観しか持てない人間にならない為に、自分を斜め上あたりから自分を厳しく見る。A面に仕事、B面に趣味でも、社会奉仕でも持って生きてほしい。B面絵画、音楽、彫刻、歴史、ファッシヨン、天文。虫)私は生物や自然についての関心のおかげで生命感や、自然観といった人間の大切な価値観を学ぶことができました。サクセスフル・エンジング(美しく年をとる。)事を覚えました。芸術は身を助けてくれます。職人さんは物を作るときに決して妥協しません。頼まれた時により良く答えようとします。自分に出来る事は何か、自分の仕事、才能とは何か、突き詰めればそれを世の中に返していこう、という姿勢が必要です。自分を生かしている世の中にその力を役立てる。この会社は何を目的として創業されたのか、社会にどんな役目を働かせているのか。その一員である自分のどの様な能力が会社を通して役立っているのか。心をそぐべきはどこなのか。仕事先にある社会に思いをはせる事は、結局あなたをささえる事になります。自分の胸の内にある社会への思い。仕事への思いを生かし燃やせる場を懸命に探すことが大切なのです。バックボーンになるのはあなたの今日を作ってきた趣味や、好きなもの、引かれるもの、つまり個人の文化財産です。それを仕事の燃料にしてください。 朝日新聞'03.6.29-7.20

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備考:福原義春様が、2018年の文化功労章に輝いた、おめでとうございます。