散歩道<268>

大英国博物館至宝展を観て
右:せいかどうをヒエログリフで書くとこのようになります
皆様は東京(開催済)、神戸(今開催中)、九州、新潟でこの博物展を見られることでしょう。そこでいろいろの感想を持たれることと思います。私が興味を持ちましたのはこの博物館が出来た目的。1.これだけの豊富な資料がこの博物館に集められた最初の動機です。(ある収集家が多くの人に開放するという条件で寄贈されたこと)。2.この博物館が持つ人類の記録の集大成を収容するという目的で創設されたということです。次に展示物では以下のものに興味をもちました。@ナポレオンから英国博物館へきた、ロゼッタ・ストーンの石です。ヒエログリフ(古代エジプト語の聖刻文字)、デモティック(古代エジプト語の民衆文字)、ギリシャ語で書かれています。又、A.キャップテン・クックの収集です。(オーストラリアに行ったとき、これが彼の建物だといって紹介をガイドから受けました)、又、Bマルクスや、レーニン、南方熊楠の図書館でのサイン。C2000年後の今も、ピカピカと輝く黄金の装飾物や金貨。ミイラが盗難を恐れて、記念碑に書かれた”傷つけたものには罰を、大切に守ったものには豊かな一生を”といった、現代人が考えそうな文字、人間味をこの文章から感じ、2000年近く前に戻ったような感じを抱きました。年表を見ての感じは、地域ごとに作られていた歴史が、アレキサンドリア大王のような人の出現によって色々の東西文化の(人や文化等)交流が、一気に盛んになったと思われます。D亡くなる人間のために活躍を期待されているスカラバの働き、Eライオンが悪者の象徴として壁画等に描かれていること、Fすでにローマ時代にカメオが装飾品として珍重されていること等、G”メランコリーは重要な要素である”と当時言った画家デューラーの言葉、最初は台座か足跡や小山で表現されていたブッダーが、ヘレニズムの影響か?人の形をして登場されたときに、西洋の影響をかなり受けられたイメージの像であることなどである。気候の影響か?このように一同に世界の美術品が集められた時、西洋の石の文化によるドライな感じと、東洋の作品は石や木、紙などの生物によるウエットな記念品でもある違いを感じました。 2011年4月27日 追加 2011年7月29日追加
関連記事:散歩道<430>古代エジプト文明3000年の処に、青華堂をヒエログリフで書いて貰いました(右上)。
備考:16.3.20.入場者数が30万人を突破したそうです。1日平均5400人