散歩道<2506>
対談・クローズドアップ現代・インフレ景気減速が暮らしを脅かす(3) (1)〜(3)続く、 自分流に纏めた
物価はどこまで上がる?、賃金はなぜ下がる?、景気減速止まらない?、日本企業の秘策とは?
オーストラリア、リホティント(資源メジヤー)の鉄鉱石市場をみてみよう。
中国の鉄鋼石使用は、現在、世界一の輸入国で、価格は、従来の最大価格+96.5%('07年)、世界の30%を占めている。鉄の価格は、13.000円/d ('01年)から83.000円/d('07年)に上昇した。
BHPビリトン(豪の会社)+リホティント(豪の会社)が一緒になれば、世界の40%のシエアを得ることになる。このことはいずれ、1、資源メジャー、2、食料メジャーとなって世界に影響を及ぼすだろう。安く原料を買って高く売るという、日本や韓国の20世紀型、生産システムは、代らざるを得ないだろう。
交易利得(輸出入によって得る利益)、'03年秋以降交易損失(輸出入による損失)は−28.1兆円になる。
現在の日本の対応を見ると、旭ガラスでは:ガラスを溶かす為に必要な重油を、プラズマ方式に代えると量を、1/2にし、その依存度を1/2にすることが可能である。資生堂では:化粧品メーカーとして、中国に指導員を送り込み、”中国人女性を美しく成るための化粧の使用”に目覚めさせる。女性の美への反応は驚くほどすごいそうだ。又、国際協力機構には:どんどん国外で個々の企業に細かく対応して、活躍してもらう。三井化学:石油を使わないで2酸化炭素と水素を作る工程を開発した。
大企業は資源国、人口の多い国と、共同して海外で直接結びついて延ばしていく。いかにに安く資源を買うか、そのため必要なのは、円高に持っていくことである。円安ではなく円高だ。代理店方式でなく、*1部品メーカー、製品メーカ、一緒になって生産工程を外国に持っていき、自分でサービスも行う、そして世界基準にしていく。 特に、農業、工程産業、エネルギー産業を延ばす。原子力、風力、パラダイムシステム(ある一時代のものの見方・認識の体系)を代える。また中小企業の人は直接現地と取引を行う。代理店方式を取らず、直接取引する。消費者も賢く、20世紀型発想を、21世紀型発想に変える。個人の努力を超える努力:そのためにも政府の支援がどうしても必要になる。
'08.8.26.NHK・クローズドアップ現代・討論会、早稲田大学教授・榊原英資氏、UFJエコノミスト・水野和夫氏、司会・NHK国谷裕子さん
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備考:*1ベンツ・BMVが日本で乗用車を、延ばした方式が参考になる。(私の考え)
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