散歩道<2485>
討論会・ 秋葉原事件(3) (1)〜(3)続く 自分流に纏めた。
実に社会を震撼させた,むごく陰惨な凶悪事件であった。自分の勝手な判断で人を7人も殺し10人に傷害を与えた。この事件はインターネット時代に起きた,マスメディアを意識し,その犯行現場をマスコミを通じては社会に知らしめよとした、犯罪史上例を見ないものであった。この事件を専門の先生方は、どう見ておられるのか、NHKの討論会があった。7、イギリス家庭にホームレスを抱える仕組みはない。 イギリスにはホームレスが250,000人、日本にも5.000人いる。 イギリスには、専門的な組織(安定的な制度)は存在しないが、(このような問題に相談に乗る人)エキスパートが(半専門家)を5000人いる。
今回の問題で政府が対応したのは、タガーナイフをなくすぐらいではないか。やはり、この種の問題は、政治につながらないと解決しない、中間不在である。個人と社会の中間の何かを強化すべきである、しかし若い世代から出ないと解決しないのである。
8、人間の男女の関係では、どうしようもない(
わけも分らず)選択をしなくてはいけないことがあるのに、神秘的な事柄を考えることは彼にはなかった。絶対的価値観もてない時代である。人と比較してどうだというような、相対的価値観が主流である。欲望、希望、それを持っているだけで価値がある。欲望を再認識するのも必要である。
自己責任問題に対して(イラクの人質事件)=(行動は誰でも起こせた)、税金を使うことについての反発、しっかりした考えで行動した人にしっとした。それは社会もマスコミもそのようだったのだ。 関連記事:散歩道<300>自己責任どちらも正しい、<50>自己責任、
今度の事件の後、ネットの書き込みを全部見たが、余りに考えが浅く、社会認識が何もない。アメリカと日本が戦争したことすら知らない若者がいる。知識があっても、歴史認識や、自分以外の人間関係の記述が何もない若者が多いのに驚いた。 犯人の場合も、匿名のまま社会とコミュニケーションしようとしている。中間的なネット関係や、空間的連帯性がそこには必要だと思う。未来を考えないで自分だけの世界に閉じこもる社会性欠如が見られる。時代の閉塞をどう乗りきる、その為に、親以外と接する、外に開いた部分を当事者自身が持つことが必要である。
討論者・'08.8.17.司会NHK解説委員島田敏男氏、ノンフイクション作家・吉岡忍氏、日本経済同友会理事・奥谷礼子氏、日本教育大学教授・河上亮一氏、精神科医・斉藤環氏、ジャーナリスト・斉藤貴男氏、小説家・平野啓一郎氏、
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