散歩道<2470>
グローバル化の正体(2)・@市民社会・ほころぶ新自由主義に対抗 (1)〜(3)続く
○ ○ 抗議から議論へ
・・・・・一方で、市民社会の多くはグローバル化に反対してきました。サミットの際の抗議活動を思い浮かべる人も多いと思いますが。
「99年の米・シアトルでの世界貿易機関(WTO)の総会から、反グローバルのグローバル化運動が大きなうねりとなった。だが、暴力的なグループはごく一部だ。デモのような抗議活動ばかりではなく、座って議論をしようという雰囲気も生まれた。そうして始まったのが、01年からの『世界社会フォーラム』だ」
・・・・・「もう一つの世界は可能だ」を合言葉に、先進国の政財界が集うダボス会議に対抗していますね。
「農民の参加が多いと言う点で新しく、力強い。途上国の農民は読み書きが出来なくても、WTOの問題点を明確に語っている。これまで7回開かれ、グローバル化の問題は、かなり整理されてきた」
「今の新自由主義が導入されて約30年になるが、すでにほころびがでてきている。すさまじい投機マネーの動きを、誰も制御できないからだ。1日に動く資金のうち実態経済にもとづくものはわずか2.5%という計算もある。新自由主義が後退期に入ったのに、とって変わるものがない。これが大きな問題だ」
'08.8.11.朝日新聞・国際問題評論家・北沢洋子さん
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