散歩路<247>
                 1、子供の投書・悲しいこと
 2、戦争で得るものは何もない、・・・・・・・・・・・世相

1、戦争のもう一つの側面・先日の投書は(15.9.17.朝日新聞。滋賀県の8歳のりなちゃんの)動物園の動物についてのものであった
 先の戦争で、被害の恐れがあることを想定して(ライオン、ひょう、かば、キリン、ワニ等)毒殺、或は(象には)餌さを何日もやらない方法で19日目に殺されたという、実際にあったかわいそうな話である。戦前、天王寺動物園の動物が殺され、剥製にされ置かれているという話を聞いた記憶がある。戦後(24、25年頃)これらの動物に天王寺動物園で会った時、なんとも言えないつらい気持ちになったのを覚えている。今回のイラク戦争で、今も話題になっているのは、人間に対する人道(ライフライン、学校、医療施設等や遺跡に対する復元等だが、動物には(爆撃による被害(檻が破られる)を想定し)同じ様な事(毒殺)が行われていたのはあまり知られていないと思う。戦争の被害はこのような動物にも与えていることを、我々は忘れはいけないことと思い出した。
 (15.12.19.同じりなちゃんから)
日本の2人の外交官の殺害された話にも言及し、子供の立場から戦争は悲しいことしか起こらないのに、なぜ大人は戦争をするのというものです。
備考:1941年(s.18)「動物園非常処置要綱」により、各動物園でクマ・ライオン・トラ・ヒョウ・象など27種類の動物が毒殺された。(21世紀への伝言から)
備考:'06.12.7.NHK朝の連続テレビ、”芋たこなんきん”の中でこの象、ライオンの毒殺される前の元気な顔が写っていた。見てつらかった。2006年12月9日 2012年5月17日

2、今回のイラク戦争は始まる前から今日の事実まで、世界が今も推移を見守っている状態である。'01.9.11.の同時多発テロ、アフガニスタンの戦争、イラクの戦争と一連のものと理解されるが、(国連、アメリカ、テロとか大量破壊兵器、独裁者とか、エネルギー、各国の権益の問題等)色々と言われ、私など解る所ではないが、その被害の大きさ(人、建築物、ライフライン等)に比し得たものは(独裁者からの解放以外)何も無いように思う。
 どこかでこのような悪循環は切り、新たな社会の枠組を作らないかぎり、人が長い年月をかけて築いてきた人類の財産が消えてしまう。この戦争はこれだけ世の中が進み、世界が見守りながら止めることが出来なかったのか、世界の大人が皆して考えなくてはいけないように考える。上の子供の投書を読んでこのことを強く感じた。


備考:子供の文書から得たものについては、散歩道<124>にあります。