散歩道<2423>
講演・「非行から立ち直りへ」
話された講演内容を纏めてみた
1、更生保護法は 安全、安心の社会を目指し、社会を明るくすることにある。
2、目的: 1、再犯を行わないようにする 2、犯罪予防をめざす。
3、親の言うこときかん子が最近は多い。色々な意味で少年を扱うのは難しい。相談に見えるのは親か、親戚だそうだが、いざ出所する段になって、引き取らない場合もある。その原因は、1、家庭内暴力、2、金銭問題(金、破産)、3、本人が、仕事せずぶらぶらしている場合などが考えられる。問題が起こるのは、親が子供を管理していない(親を子供がおそれていない場合=友達のような関係)ことには問題がある。
4、就労支援のため、彼らには、いま住居は確保されているが、保証人になることはできない。再犯防止のためこの施設では、1、仕事にあうような技術を身につけさせ、2、できるだけ金をためさすよう努力している。3、この施設から出ても、住まう所がまず最初に必要となるからである。
(色々と、出来るだけ資格を取らせようとしているが、ミスマッチのためか、採用されるまでには中々いかないのが現実である)
5、 社会に戻す努力はいつもしているが、施設に長くいると、施設では、いつも仕事が与えられるものだから、自主制がない子になってしまう。 社会は自分で切り開いていかなくてはならないのが普通だが、社会と対応出来ないような子(人)が多いように思う。社会にこの子を合わす必要がある。
6、しかし、社会は冷たいばかりではない、一生懸命働けば、残業を依頼されたり、日曜出勤などにもめぐりあうこともある。しかし、今の現実は、スポットしかなく、特に、中小企業には短時間のものよりない。
7、3週間仕事しないと(ありつけないと)駄目になるケースがある。気に入らないと、働かない、働かないから、仕事ない、その結果、首になるという悪循環になっている場合がある。就職している人の再犯率は大変低い、その意味では仕事を与えることが彼らを立ち直らせることになる。
8、大人から声をかけられると、殆どの人が襟を正すようになり、修正しない少年は5分の1に下がり、青年は24%に下がるそうだ。社会の皆の理解や支援を是非お願いしたいと、講演を締められた。
'08.7.7.更生保護法人・京都保護育成会・施設長・西山隆昭氏