散歩道<2377>   
                      
                 講演会・ヨーロッパ人の日本宗教へのアプローチ(2)   (1)〜(2)続く      講演会を聞いて、自分流に纏めたものです。       
                       エミール・ギメの美術              
      
   
  
4、ギメ(1836-1918)美術館にあるもの、日本から持ち出された物、絵画300、彫刻600、書物部3000等だそうだ。釈迦の涅槃図、大日如来、西宝童子としての天照大神、 阿弥陀仏来迎立像(三尊)、普賢菩薩、文殊菩薩、千手観音、魚藍観音(魚籠を持つ美女としての観音)、錫杖の地蔵菩薩等がある。
 ヘルメスのヘルメス信仰と同じように愛肴権現
(勝軍地蔵)がある。六道地蔵、倶利伽羅、明王(降魔の剣と龍型の不動、男性は柱、女性は魚の型)、宇賀神(福の神、
 弁財天と同一視)
、女大明神、中将姫(マリア観音)・薙刀(なぎなた)の夷(えびす)

5、ギメは、キリスト教と仏教には、宗教的、哲学的に同一視出来るものがあるかもと考えた。仏教には、因果唯心
(いんがゆいしん)で説明する。仏教には、奇跡がない。不思議というものがない。しかし、神通力は、仏教の知恵から出ている。一方、人間の知恵を超えているものがあるかどうかを考える。
 仏陀の性格は人間の考え難いことがあっても理解できる。宗教は、合理的なものの判断が出来る合理主義者である。仏教には来世に霊魂の未来がある。

6、インドはバラモン教
『インドの土着の民族宗教→ヒンズ教(バラモン教とインドの土着の民族宗教が融合したもの)』:日本ではバラモン教、一緒に考えられている。?


'08.6.11.フランス国立極東学院教授・フレデリック・ジラール氏

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備考<346>-3.五木寛之の生きる言葉、18.19.20.