散歩道<2376>                         

                講演会・ヨーロッパ人の日本宗教へのアプローチ(1)   (1)〜(2)続く      講演会を聞いて、自分流に纏めたものです。
                       エミール・ギメの美術 
 
      高齢者が一杯の講演会である、私には難しい講演会であった。聴衆者は(フロアからの質問で)仏教美術に詳しい人が多数出席していたようだ。

1、ギメは、キルヒヤー(1601-1680)(ドイツ生まれのイエズス会士)・「エジプトのエディプス(ギリシャ神話の人物)」、「絵画の中国」の中に見る阿弥陀像を見る。ギメの東洋的概念は東洋への旅行がモロッコから始まったことから影響を受けている。インド、中国、モンゴル、インドネシア、日本(1871年日本に来た)、そこで、ギメは仏教美術を学術的にまた組織的((北野天満宮・法隆寺)に見ることになる。凡ての宗教には道徳的な決めがあることを知る。中国では、老子の考えが中心で、占いが主流を占めているのでがっかりする。

2、ヘルメスが 地蔵菩薩に代ったものとなって、カディユーシェ模様
(オリーブを捲く蛇からなっている)をまとい。ギリシャ神話の中のヘルメスは秘教的なものになっている。イシス神話の延長に仏教があったのではないかと考えた。デメテル(ギリシャ神話の穀物の女神)は、イタリア風・イシスになっている。
 イシス:基本的には日本の真言仏教と同じ、

3、仏教は、象徴として、概念(情念の世界)、般若(世界の究極的心理を知ること)として、日本の哲学をつくっていった。

'08.6.11.フランス国立極東学院教授・フレデリック・ジラール氏


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備考<346>-3.五木寛之の生きる言葉、18.19.20.