散歩道<2314>
美術展・秋野不矩展(1) (1)〜(2)続く
最初は6人の子供を育てられながら、54歳までは日本国内で活躍され、子供や、兄弟、女性、姉妹、朝、青年、立像、春、花の猫、天竜川、などを数多く描かれる、2度の自宅アトリエの火災で多くの作品を焼失されたようだ。'62年以降はインドを中心に活躍の舞台を移される。素晴らしい作品の数々、そこで感じられた言葉(我々に説明するには言葉に出来ない、その暑さや、貧しさなど)が*1印象的である。
・ 京都の美山町に住んで、春になって山肌に雪が模様のように残り、暖かな陽射に照らされて、銀色に光っているのは、その寒さの表現を、様々な金属を使って表している。(余り寒いのでその表現をするのに、いろいろの金属を使った。)(残雪、初冬)・・・・・・・・・・・・・・(これは面白い文章候補)
・私は日頃思う、頭で考えるより体で行う中で識ろう、インド人*2がはだしで土を踏む様な心で絵を描こう、雨が降ればぬれて当たり前*3、海洋の人々が波濤を頭からかぶって平気な様な気持ちで、凡てを享受しておそれない心で絵をかき度い、祈りながら。(会場に紹介された言葉である)
・インドの計り知れない、大地、信仰、これを享受する人々の複雑な深い生の悲しみは、いつも私は心打たれる、それはえぐるような悲痛な底に見る美しさであり、つねに充たされぬ中の人間の、動物たちの生きるしたたかさであり、やさしさである。(会場に紹介された言葉である)
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