散歩道<2313>

                             第34回・京都春季創画会

 すべて力作である。表彰されているのはベテランから学生まで年代層は広いそうだ、この、創画会は'74年、新制作協会から独立、秋野不矩(ふく)、上村松皇、山本丘人などによって作られたものだそうです。日本画、水墨画が自由な発想で、岩絵具、膠、貝殻、胡粉や、金箔を使ったりして描かれている(説明受ける)
 今日は好きな絵を選んで見た。よく見ると、明るい絵、全体的に春の作品なのか、殆どの絵が霞がかかったように白っぽく、はっきりとはみえない。昼なのか、夕方なのか、光りが差しているのか、いないのかわかりずらい(光りは余り関係していないのかもしれない)。無気味な絵なども見つける。
 作品にはいろいろな興味を引くものがある。午前1〜3時頃の私鉄沿線の、沿いに住む人の各家庭での生活を、日常の愛や夫婦や、子供の姿など想像たくましく想いを浮かべ、そこに描いたもの、画面の中にどういうわけか英語がかかれているもの、部屋から外を眺めているもの、絵に近づくまで写真でないと確認できないものなど、いろいろ絵もあったが、みなきれいな絵である。

 日本画はリアルに描くよりも、自宅のアトリエで、きれいに見えるように描く、特別強烈なイメージの色の絵や、又、特別明るい感じのする絵に、多くは出合わないのは岩絵具で描くためだからだそうだ。だから、油絵のようには色は出せないということだ
*2。画面に、画家が想像している、いろいろな要素が上にどんどんと描き加えられていくことが多いのではないかと思った。それだけに日本画は難しいとも言えそうだ。
 興味持った絵に出会ってうれしかった。その絵は、葉の枯れ方が私が予想した枯れ方とは全く違う花の絵である
*1散歩の途中にたまたま発見したその花の葉の枯れ方が、その絵では、白と灰色の絵具でまだら模様に全体が枯れつつあった。その画家はそれを前から知っておられ興味もたれて、描かかれたのか?、その面白さを描かれたのか、興味新進であった。
 ここで思ったのは、展示されている絵と言葉より
*3、観客は想像をたくましくするより方法はないため、画家の描かれた背景などタイトルにいろいろと工夫されることは大切なことであると思った。

関連記事:散歩道<186>-1、日本、西洋の比較・朝、昼、夜の時間を同時に描く、春、夏、秋、冬を同時に描く、<189>写真につけられた美しい表現(言葉)*3、<397>ビフテキ*2<706>はじめての創画展<992>2006春季創画展<1255>自然のこと知らないことだらけ*1<2241>第39回日展、