散歩道<2242>
美術展・第39回日展(2) (1)〜(2)続く
彫刻では体の筋肉の動きから、生き生き躍動感が感じられる作品が見てて楽しい。
工芸品では、織物、染物、陶、磁、人形、竹、鋳金、漆の作品が数は少ないが、素晴らしいユニークな形の作品が目新しいものばかりで観客の気を引くものが選ばれている印象である。
習字の展示は場所のスペースが少ないため気の毒な感じだ。絵と見間違うように思えるもの、格式が感じられるもの、気合が入っている、人生の生き方の指針、教訓、結婚式での記念、童歌、恋文、心落ち着くもの、襖、掛軸、額、巻物、表紙などに飾られたら、部屋や場所によって、生き生きと感じられてくるものになろうと思った。
時間があったので、図書館で日本の江戸後期、近代の絵画を見て、明治以降は、全く別世界であることが良く分かる。国も、描かれている対象、景色、人も、描いている人も、色の種類の多さ、依頼する人も、作品を評価する人も、全く違ってきたことだ。特に絵具は、明治中期以前に使われていたのは顔料(群青(ぐんじょう)、緑青(ろくしょう)、朱(しゅう)、丹(たん)黄土等)、染料、接着材(胡粉(こふん)、礬砂(どうさ)等)である。
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