散歩道<2238>

                        世相(63)・ギョウザ中毒問題(1)             (1)〜(2)続く      ・・・・・発想を変える
    ギョウザ中毒問題が日・中両国の間で問題になり、有機リン系農薬成分メタミドホスは袋を通るのかという事がニュースになっている。'08.2.29.朝日新聞

1、中国側公安省は、中国製のギョウザ事件で、従業員55人を調べたが有機リン系農薬成分メタミドホスは包装の外側からしみこむという実験結果を発表した、公安省物性鑑定センターの王桂強副主任はサンプル実験の結果、「完全に密封されたギョウザの袋の外側からでも、メタミドホスは内部に染み込む」との結論に達した、と語った。'08.2.28.朝日新聞

2、この話を聞いたとき、30年以前に読んだ糸川英夫さんが書いた「続・逆転の発想」の中で、物質は細胞の塊から出来ているので、必ず細胞と細胞の間に隙間があるはずである。だからもう一つの物質はその隙間を通りぬけることが出来るはずであると書かれていたのを思い出した。木や、植物であれば、浸透圧でそれは可能なのかなと考えた、またガラスのような鉱物は隙間は全然ないから物は通っていかないのだろう。しかし合成製品の中には分子レベルでは、通すものがあるのだろうか?
(例えば、プラスチックや、ビニールなどは?、今回の袋厚さ約0.05_のポリプロピレン製で、170度の高温や圧力に耐える2層構造ではどうか?'08.2.29.朝日新聞)と考えたが?、この本を読んだ時の印象は、科学者が考えることは、常識を破るものであると頭の片隅に長い間残っていた。この発言を、経済問題について糸川さんが考えられていたので、一般人が思いつかないような回答が科学現象の中から、出てくるかもしれないと期待していたのを思い出した。次ページ散歩道<2239>にその文章を紹介しよう(しかし、今回の件とは全然関係がないので念のため)

3、
'08.3.2.朝日新聞、中国でメタミドホス積んだトラックが横転 地元紙報道とある。


散歩道<167>中国市場・健康と安全、<1973>サラ・ボンジュルニさんの書いた「メード・イン・チャイナの1年間」

備考:散歩道<2354>環境と化学・環境・備考2008年5月25日
備考:'08.11.21.NHKニュースで、冷蔵庫に入れていたカップヌードルの中に、容器の外側から防虫剤の成分の匂いが通過したとの検査結果が発表されていた。(移り香というそうです) 
備考:その後中国政府の発表によると、従業員が注射針で、毒素を入れたことが判明したと報道した。2010年9月27日