散歩道<2225>

                           面白い文章(57)・洒落る・春夏冬二升五合

                                 洒落る

 オシャレの語源。「洒落」は「晒す」(さらす)の「晒れ」(さ)あるいは「戯れ(ざれ)」であるとされている。「晒る(さる)」は、は文字通り水や日光にさらすことで、これによって布などは白っぽくなる。ここから、洗練されるという意味が生まれた。さらにこの「され」は、「しゃれ」となり、濁音がついて「じゃれ」という言葉も生まれた。
 ただし、「おしゃれ」のほうは、「晒れ」よりも、「戯る」がもとになっているとも言われ、機転が利くことは垢抜けしていると考えられ、、「しゃれる」となった。 これを漢語の「洒落
(しゃらく)」の字に当てたのは、この字が、心がさっぱりしていて物事にこだわらないさまを表していたことと、音も似ていたからという(出所調査中)
関連記事:散歩道<217>-5.垢抜け、<217>-4.粋、<595>面白い話・キザ<830>面白い話・あかぬけ

                              春夏冬二升五合

 春夏秋冬のうち「秋」がないので「あきない」。それを商売の意味の「商い」にかけた。そして「二升五合」の「二升」は「升」が二つで「ますます」、「五合」は「半升」で「繁盛」にかけた。「商い益々繁盛」ということだったのだ。商売といえば、戦後、スーパーマーケットが続々と生まれたのを契機に、店にレジスター(金銭登録機)が置かれるようになった。当時は今のような電子式ではなく機械式で、スエーデン製のものなど外国製品がほとんどだった。それなのに、一番右横のキーは、上から縦順配列で「ヨキミセサカエル」というカタカナが彫り込んであった。このカタカナキー*1を打ち込むことで何が売れたか商品を区分し、売れ行き動向をつかんだ。「良き店栄える」と、店の発展を願う縁起担ぎ*2を、外国メーカーは日本人に合わせて考えたのだった。(出所調査中)

関連記事:散歩道<93>*1パソコンは大人向き、<263>商人、<670>面白い話・*2「げんを担ぐ」、<679>面白い話・商人、