散歩道<2213>
講演会・伝統的文化と現代(1) (1)〜(3)続く 自分流にまとめた。
多元的グローバリズムを目指して
今日の講演会は、行詰まった日本の経済を立ち直らせる為に、伝統文化を見直すことによってそれが出来るのではないかという指摘である。
日本の伝統社会には茶道.華道から、絵画、彫刻、工芸、織物、染色の世界。和歌、連歌、俳諧、古典文学一般。日本料理、和室、庭園、風習、年中行事といった生活文化。能、狂言、歌舞伎、文楽という3大古典楽劇によって代表される舞台芸術・音曲の世界。武術・武道としての相撲、柔道、空手、剣道弓道など。そして思想宗教の分野では神話・神道、日本的仏教、日本的儒学、国学、武士道の問題等世界的な光彩をはなっている文化・芸術が数多く存在する。
問題は、これらの伝統文化芸術と現代文化芸術とが分断されていることである。古典は古典的な、博物館的な「生きる化石」としての価値より認めない、現代芸術は西洋流であり、日本の古典を現代の芸術として考えない通念ががある。それは、明治の文明開化の時の影響であります。
例えば、竹は二酸化炭素吸収します、非常に細かい粒子にして、自動車の内装、外装まで今開発中です。また、竹には編むという行為もある:編んだり、折ったり、つむいだり携帯電話の折タタミに使われているのをご存知だろうか。また、和紙も皮膚感覚があり、携帯電話にも利用されています。
日本食には優れた特性、素材の良さ、自然のよさを味わう作為の排除、ヘルシーで、低カロリーの特徴があります。一方、
ベルリンの和食店は10年前3軒、4年前80軒、今120軒になりました。一方、中国においても、刺身、すしブームであります。一方、洋食は工作(作為を加える)していくものの考えがあります。
漆工芸、和菓子、和食これらは日本から世界に発信していけるものです。 しかし(一番の問題は)、伝統文化に携わるの人が前に進まないのが問題です。ヤルという決意が必要です。'08.2.15.日文研伝統芸術研究プロジェクト講演会・日文研教授・笠谷和比古氏
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<981>-3、日本に「再」の発想を2008年2月22日 追加
備考:村松ともみ「俵屋の不思議」2008年2月23日 追加