散歩道<2200>
川端康成・東山魁夷美術展見ての感想、とそこで考えたこと(3) (1)〜(3)か4続く
「伊豆の踊り子」「雪国」などの原稿の推敲が展示されていたが、ノーベル賞受賞作家にしてそのような苦労があったことを知る機会に恵まれたのは、幸せである。今我々はパソコンやワープロを使って、元の原稿を消去の指示を機械に命じ、それらのものを全て消してしまう、貴重な思考の過程は全く残らないのだ、それがいいのか、よくないのかはわからない。又、本として残された両氏の貴重な展示(素晴らしいことにもよるが絵や手紙、原稿など)は重く感じられた。それは自分史を本にしませんかという出版会社の新聞広告*1が最近、よく出ている時代だから、よけいにそう思った。
古美術で本物に接し、古さのよさを判断するには、手にとって見ないと分からない、本当に見たことにはならない、その通りだと下記に示す通りです思います。ガラス越しに見る西洋流は、日本人にはなじまないようです、十分な説明に、満足し、信頼できる人から買う(2人の間のように、信頼関係が出来ることは、本当に素晴らしいことと思う)のが、一番長く続くいいことなんだと、今日の美術展でそう思った。
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