散歩道<2197>

                                言葉都市鉱山                  ・・・・・発想を変える
                          
ゴミの山に眠る有用な希少金属

 都市鉱山:天然の鉱石ではないけれど、携帯電話や、パソコンに使われている電子部品などに含まれ、「都市鉱山」とも呼ばれる。一つづつは微量だが、集めると馬鹿にならない。
 テレビの液晶画面の電極に使われているインジュームの他、排ガス浄化の触媒となる銀や白金、コンデンサーに使われるタンタルは人工骨にも利用、金や銀、アンチモンなども電子部品にの必需品だ。
 どれぐらいの量が日本にあるの?:物質・材料研究機関が、貿易や工業統計などから金属の量を計算したところ、インジュームは世界の天然鉱山にある埋蔵量の6割に上がった。世界の消費量と比べると3.8年分に当たる。銀や、アンチモン、金、タンタル、スズも埋蔵量の1割に以上。消費量で見ると、リチウムは7.4年分、白金は5.7年分。金の6800dは時価22兆円相当になる。金は携帯電話に1台(120c)に6.8ミリグラム使われており、鉱石より含有率が高い。
 都市鉱山という名前は東北大学教授だった南条道夫さんが、リサイクルの重要性を指摘する論文に始めて発表された。
 希少金属(レアメタル)は「産業のビタミン」ともいわれ、ハイテク製品などの製造に必要だが、産出が限られている。
経済産業省は「レアメタル外交」を展開、文部科学省有効利用技術の開発や代替材料を研究する元素戦略プロジェクトを始めた。

'07.2.5.朝日新聞


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備考:'07.2.5.NHK・TVで資源探索船・全長86b、総経費236億円が竣工、最初は海底の活断層の地盤を調査、その後は日本近海の海底の資源を調査するのだそうだ。

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