散歩道<2076>
特別展・京都と近代日本画(1) (1)〜(2)続く
文展・帝展・新文展100年の流れの中で
'07.11.21.日本の絵ばかりの展示会である、「文展・帝展・新文展100年の流れの中で」(出版物から)、歴史の深さを感じるものである。
日本の絵は素晴らしいと思い、じっくり見た。竹内栖鳳の下の題材の特質を考えた朝の山間のおぼろげな様子や、かすむような様子がうまくにじむような絵として描かれている。又女性を描いた上村松園の絵は女性のはじらいや、着物の下着のすけた様子や色が、うまく描かれている。赤の下着が覗いた一部は実に見ていてあきがこない、又襟元に美しさは特別である。今回出品されている女性の描き方は実に菊地契月清楚な感じで美しいもの、情熱的なもの、色っぽいもの、女性で初めてのヌードの絵はその表現に苦労が見て取れる。小松均沖縄を題材にしたものが色全体が生き生きしているし、異国情緒を感じることができ、現在の色彩の感覚(ヒロ・ヤマガタ)と近いものを感じる。自然や、動物や木々や、花や果実など実に綺麗な感じがするし丁寧に描かれているし、気持ちが張り詰めていないとこれら出品されたような絵は描けないだろうと思った。背景のバックもすっきりとうまく治められているように見える。
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