散歩道<2012>

             あしたを考える・前鳥取県知事片山善博さんに聞く(3) 大阪の今、歯がゆい?        (1)〜(3)続く
                         国に頼らず、後背地含めた西日本の核に。

・・・・元「改革派知事」として自治改革に意見は。
 情報を徹底的に公開し、透明化することからしか始まりません。役所が情報を出すのをいやがるのはどの自治体も同じで、鳥取も公開文書の黒塗りが横行していました。でも、一部でも非開示の場合は知事決済とし、すべてを私がチェックすると決めると途端に黒塗りがなくなりました。
・・・・件数のすくない鳥取だからできたのではないですか。
 
件数が多ければチームをくめばいい。かかる時間や難儀さの度合いに違いはあってもできます。大阪市も問題発覚後、類似の制度を取り入れました。労働組合との交渉もすべて公開して密室協議は行わない。議会とも根回しなしでオープンな場で議論する。それだけでも随分変わりますよ。
潜在能力すごい
・・・・・厳しい意見が多いように思いますが,期待の裏返しにも聞こえます。
 その通りです。大阪は自分が思うより、すごい蓄積と潜在能力を持っています。経済だけでなく、歴史や文化、芸術でも。だから内向きにならずに西日本のリーダーの意識をもって、周辺を引っ張る存在になってほしい。よく「アジアの大阪を目指す」と聞きますが、まずは名実ともに西日本の中心になってほしい。高い山ほどすそ野はは広い。大阪はすそ野を広げずに、ノッポビルを建てようとしているように見えます。

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