散歩道<1900>

                           面白い話(166)油断リンチ

かたえくぼ:小児メタボ:親の腹見て、子は育つ・・・・・・・新ことわざ辞典(極楽トンボ)

                         資源小国日本の近未来を暗示?「油断」

「油断」これを読んで字のごとく"油が断たれる”=オイルパニックの意味で小説の題名に使われたのが、現役の通産官僚・堺屋太一氏。本業をフルにいかした経済小説”油断”は。たちまちサラリーマンの間で大評判になったが、この”油断”という言葉、もともとは、仏教の経典『般若経』の1節に由来する。インドのある王様が、家来に油の一杯に入った鉢を持たせ、”一滴でもこぼしたらおまえの命を断つぞ”といって香(こう)をさせた。この王様、家来をいじめて楽しんだ暴君だったが、資源小国日本にとっては、この話、暴君にはまつわるよくあるエピソ−ドでは済まされない貴重な教訓が含まれている。樋口清之様

                           リンチ氏は、二人いた「リンチ」

17世紀末から18世紀初頭に駆けてアメリカは、ご存じのように、対外的には独立戦争に勝ち抜き、国として体裁を着々と整えていたが、一方国内に目を向けると、治安は乱れ、公正な法の執行など思いもよらぬ時代であった。西部劇ではおなじみの「リンチ」は、そんな時代の産物で、特に黒人がこの私的制裁の犠牲になったことからも判るように、かならずしも、正義の代行者ではなかった。このリンチ、発明者の名前を取ったものだが、ややこしいことに、二人のリンチ氏がいた。一人はウイリアーム・リンチ大尉、もう一人はバージニアの保安官チャールズ・リンチ大佐。どちらのリンチ氏が歴史にその名をとどめたかは定かでない。樋口清之様

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