散歩道<1872>

                    歴史は生きている。日中対等の姿になれる時期(2)            (1)〜(3)続く

 辛亥革命の重要性には、中国以上に日本や韓国の学者が注目している。中国では肯定の制度が2千年も続いていたが、辛亥革命によってアジアで最初の共和国が誕生した。こえはシンボリックな出来事だった。ただし中国はその後、長く混乱に陥った。この耐え革命の失敗を重く見ており、その重要性があまり認識されていなかった。
 満州事変から14年間続いた中日戦争
(全面的な戦争は1937年から)はアジアの2大国の戦争であり、両国にとって重要な転換点となった。
 次第に列強となって西洋列強に加わった日本は、アジアを相手に戦争を起こした。一方の中国は弱体化し、列強との戦争で失敗を重ねていた。ところが中日戦争を機にいろいろな勢力が再編され、国民党と共産党も結束してようやく松林い向かうことができた。中国では、中日戦争は復興に向けた転機だったと思っている。
 日本は更にアメリカとの戦争まで起こした。この時点で戦争は世界に拡大して、侵略戦争からファシズム戦争へと転換したといえる。

'07.8.1.朝日新聞・中国社会科学院近代史研究所長・歩平氏


備考:歩平氏が選んだ10大出来事とは、アジア地域の「開国」、日本の明治維新と日露戦争、中国の辛亥革命、中日戦争、太平洋戦争、日本の敗戦と冷戦の始まり、中華人民共和国の成立、中日の国交正常化、冷戦の終結、東アジア諸国の経済発展と政治構造の変化、

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