散歩道<1817>
ステージ・「ニッポンには新エンジンが要る」(3) (1)〜(4)続く
タブーにたいしても見識を持つ
分らない問題にも考える手がかりはある。 自分の価値判断で向き合う力を
世界で起こっているほとんどの情報をメディアから得ている、その言葉はプロの目を通して作られたよく整理された言葉に接することが出来るので、それ以上に考える必要はないようになりがちです、これからの社会はいっそう複雑化し、そこから多極化し、未知の問題が増えてくると思います、グローバル化が進むということは、政治、人種、語学、そして文化など異なった価値観といやおうなく付き合うことを意味します。パソコンのキーを押せばオールマイティに回答を生み出せるわけではなく*4、そのつど考え抜き、交渉していかなくてはならない時代になります。
色いろな情報を自分から得ることにより、自分なりの価値観を持つことがこれからの若者には必要です、そのためには若いうちからどこでこの問題を調べればいいかというインデックスを多く仕入れておくべきです、そうして既知のものから、未知を推測し、洞察する。あふれる情報に流されない価値観を身につけておくことが必要です。かってイラクの大量破壊兵器があるかどうかの問題があり、自分なりに調査し”ないという”判断を下しました、しかしほとんどの人は”ある"と考えていたようです。しかし実際になかった。自分の主張をすることは、しかし大変疲れることでもあります。このように人と違うことを言うことはすごく勇気が要ることなのです。
'07.5.28.朝日新聞・東京大教授・姜尚中(かんさんじゅん)氏
関連記事:散歩道<81>*1文系・理系の営業感覚、<177>*2面白い話・無駄・無理、<641>*2「無気力・無関心・無責任」・ちかごろの若いもの論<1030>三者三論・五輪なぜ誘致・福岡軸にアジア結び発信(1)〜(2)、<1541>鶴見俊輔さんと語る(1)・核と戦後民主主義(1)〜(5)、<328>*3吉田秀和様・面白い本2.・古典について、<716>*3丹羽宇一郎様(1)背骨と成る価値観はあるか・古典について、<1856>*4経済気象台(187)・日本システム考証