散歩道<1742>
平成19年・春の院展
ウイークデーということもあり、中年、特に女性の見学者が多い。この院展に毎年こられているような話が仲間どうしの話から感じられる。全体に重厚な感じがする美術展である。絵に描かれた背景が東洋の中でも中東やインド中国、日本で、現在というよりも過ぎ去った時を静止させ描かれているというような印象を受ける。すべての展示されている絵は素晴らしいと思うのだが、その中に初入選や、招待、同人など一昨年や昨年見た名を再度見ることがなんとも楽しい、新しい着想や表現されている何が観客の目を惹きつけ、何を訴えるのかなど素人としてみるのも面白い。帰ってから買ってきた作品集を見ながら、会場でメモしたとは違う感じや、巻末に記述された美術展の歴史の重さを感じるとき、再度これらの作品をもう一度見てみたくなるものである。私には、平山郁夫氏や福王寺法林氏、下田義寛氏、福王寺一彦氏、手塚雄二氏、松尾敏男氏、小山硬氏の作品等が今回も印象に残っている。
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