散歩道<1731>

                   安藤忠雄さんに聞く・大阪に明日はない?(3)・公共心のDNA呼び覚ますときです。       (1)〜(3)続く
      ・・・・「このままでは大阪に明日はない?」・・・・・大阪を拠点に仕事をする世界的な建築家安藤忠雄さんが、3月下旬にあったシンポジュームに掲げたテーマだ

「義理を」感じて
・・・・・モダンな作品で知られる安藤さんの口からアナログの重要さが飛び出すとは以外ででした。
 それは、私の建築研究所が大阪市を離れないこととも関係しています。今建築の仕事は圧倒的に東京が多いので、大阪に本拠を置くのは効率が悪い。でも、昔からの知り合いや近所の人が、仕事でも桜募金のよう活動でも応援してくれる。東京に行く新幹線の中で、よいアイデアも浮かびますよ。ウエブで済まさず、空間を移動する意味はあるのです。それに学歴がない私に大阪の人たちが仕事をくれて、建築家として育ててもらったことも、離れない理由です。私は大阪に義理があるんです。大阪は自分が育ったホッとする街。東京に次ぐ日本第2の都市であり続けてほしい、大阪で生まれた人はもちろん、企業も、大阪に義理を感じてほしいと願っています。


'07.6.2.朝日新聞・安藤忠雄様

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