散歩道<1663>

                    アジアフェローから・中国の体制変革(4)・日本の側面支援カギに                  (1)〜(4)続く

  歴史をたどれば、日本は改革開放路線に踏み台したばかりの中国に、後戻りさせないよう経済援助を開始した。天安門事件で苦境に陥った中国を、孤立させないように走り回ったのもにほんんであった。その後中国は市場経済路線に踏み込み、今日にいたる経済成長に突入した。にほんんは中国のWTO(世界貿易機関)加盟も促進した。つまり日本は体制民主化にこだわる欧米以上に、中国の体制変革を側面支援んしてきた。だが、真の体制変革はっこれからだ。安易な作業ではない。国際経済と一体化した中国の混乱を望む国はない。中国の安定的体制移行へ向け、日本の側面支援は今後が正念場となる。成功も失敗も含め、日本の先進的毛件を中国は必要としている。ここにこそ、両国の戦略的互恵関係の場が多くあるように思える。

'07.4.21.朝日新聞・慶応大学教授・国分良成

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